2010年7月6日火曜日

ガルデルへの75年追悼詩



















このポスターはフランス、トゥールーズで行われた、
ガルデルの75年追悼記念ポスター
75年過ぎし日、不可解な通り過ぎのあの日、

君のポルテニャを、

おぼろげな光の灯を燈す、

コリエンテス通りと、エル・アバストの外、

因惑荒れ、全ての民衆の瞬きの動きとめて、

君の不意の酷い旅立ち、激しい非嘆もたらしの嘆き

すべての世界の梗概、

運命が呪われていたといえども、

君の人心に閉ざされた情熱、

あたかの過ぎ日々を扱い続けるように

君の姿は我々のタンゴを、

不死身のイコンにかた変えた。


乗り合いバスの鏡から、

君の幻はあたかも思い出をふくらまし、“ソルサル”、

“エル・モローチョ・デル・アバスト”、

“エル・ブロンセ・ケ・ソンリエ(微笑みかける銅像)”、

“インバティブレ(無敵)”、

親しみこめた通称の数々、

カルロスは“日毎に優れ歌う”と流れ溶け合う。

君の肉体は多くのポルテニョの同じ人生終止符に休息、

しかし、君の声、妖精は、微笑みながら、

ブエノス・アイレス中をひらひら舞い。

にほんブログ村 音楽ブログ ワールドミュージックへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 音楽の豆知識へ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村

0 件のコメント: