ガルデルの75年追悼記念ポスター
75年過ぎし日、不可解な通り過ぎのあの日、
君のポルテニャを、
おぼろげな光の灯を燈す、
コリエンテス通りと、エル・アバストの外、
因惑荒れ、全ての民衆の瞬きの動きとめて、
君の不意の酷い旅立ち、激しい非嘆もたらしの嘆き
すべての世界の梗概、
運命が呪われていたといえども、
君の人心に閉ざされた情熱、
あたかの過ぎ日々を扱い続けるように
君の姿は我々のタンゴを、
不死身のイコンにかた変えた。
乗り合いバスの鏡から、
君の幻はあたかも思い出をふくらまし、“ソルサル”、
“エル・モローチョ・デル・アバスト”、
“エル・ブロンセ・ケ・ソンリエ(微笑みかける銅像)”、
“インバティブレ(無敵)”、
親しみこめた通称の数々、
カルロスは“日毎に優れ歌う”と流れ溶け合う。
君の肉体は多くのポルテニョの同じ人生終止符に休息、
しかし、君の声、妖精は、微笑みながら、
ブエノス・アイレス中をひらひら舞い。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿